史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(17)が1日、大阪市の関西将棋会館で指された第69期王将戦2次予選決勝で、永世名人の資格を持つ谷川浩司九段(57)を57手で破り、初めて挑戦者決定リーグ戦に進出した。

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勝てば歴代単独3位の公式戦通算1325勝目だった谷川九段は、足踏みとなった。終盤に入る直前に「作戦負けになりそうなので、無理気味に動いたが、難しくなり、読みが混乱して大悪手を指してしまった」と悔しそうに振り返った。ファンは元天才中学生同士の初対局を注目していた。「楽しみにされていたファンには申し訳ない内容になった」と話した。