2019年の世相を一字で表す「今年の漢字」が新元号の「令和」にも使われた「令」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表した。

21万6325票の応募の中から選ばれた「令」は、決まりやおきてという意味のほか、素晴らしい、良い、立派という意味があるという。2位に「新」、3位には「和」が選ばれ「令和」がトップ3に入った。また6位には「嵐」が選ばれた。

「清水の舞台」で知られる国宝の本堂が、20年3月まで改修工事が行われるため一昨年、昨年に続き奥の院で、森清範貫主(かんす)が縦約1・5メートル、横約1・3メートルの和紙に特大の筆で「令」と揮毫(きごう)した。

今年の和紙は、95年から毎年、実施し25回目となったことを記念して、京都府綾部市黒谷町、八代町や周辺地域で作られる、京都府指定無形文化財の「黒谷和紙」が使われた。