米国から大麻を密輸したとして大麻取締法違反と関税法違反の罪で起訴された、元五輪スノーボード男子代表のプロスノーボーダー国母和宏被告(31)の共犯として同罪に問われた、元スノーボーダー戸田聖輝被告(30)の判決公判が16日、東京地裁(野澤晃一裁判官)で開かれ懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)が言い渡された。

紺色チェック柄のスーツに、丸刈りで出廷した戸田被告は、ほとんど動くことなく判決を聞き入った。野澤裁判官は「二度とこの場に立つことのないように」などと話した。