アニメやゲームの“聖地”東京・秋葉原は、政府の緊急事態宣言から一夜明けた8日、アニメやゲームのファンの姿が減った。普段は夕方にもなると、仕事を終えて帰宅する人や海外からの観光客も含めて歩道は人でごった返すが、大手ゲームセンターなど一部で休業中の店舗も見られ、行き交う人は通常の半分程度にとどまった。

秋葉原は、米ハリウッドでの実写映画化が発表されたゲーム&アニメ「シュタインズ・ゲート」の舞台で、通行する人が減ったことで閑散とした秋葉原を描いた作品の世界観を味わう、ごっこ遊びが出来るのでは? との声がツイッター上で相次いだ。劇中で描かれたラジオ会館は、一部を除き5月6日まで休業するが、ファンとみられる人が写真を撮る姿も見られた。ただ「思ったより人が多く“シュタゲごっこ”は出来なかった」との声もあった。【村上幸将】