東京・新宿区は5日、新型コロナウイルスの感染者が増加していると都が名指しした歌舞伎町など区内の繁華街事業者と連携し「新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会」を設置し、官民一体で対策を行うと発表した。

感染時の対応マニュアルの策定、PCR検査などの疫学調査、衛生管理の講習会などで協力しあう。また、区内医療機関の協力も得ながら飲食店営業ガイドラインを策定する。吉住健一区長(48)は繁華街の経営者や日本水商売協会の関係者と会談を行い「感染して差別的な扱いをされたら検査があっても受けたいと申し出られない。濃厚接触者への検査を行うことで、一時的に感染者が増えたように見えるかも知れないが、結果期に早期の収束を目指す」と説明した。