5日の東京都知事選で約366万票で圧勝し、2期目の再選を果たした東京都の小池百合子知事が6日、一夜明け、都庁で会見を開き「現状維持は後退である」と2期目に意気込んだ。

満員電車ゼロなど7つのゼロを「東京大改革」掲げた1期目。進化版となる「東大改革2・0」を進めていくとした。そのために「もっといいやり方はないだろうか」と疑問を持ち、東京から改革を進めるため、都庁の構造改革を進めていくとした。

具体的には、業務フロー、役割分担などの見直し、AI・ICTなど最先端技術の徹底的活用、これらの見直しを可能とする規制の見直しを挙げた。その上で「都政が直面する課題に即応できるよう」改革に取り組んでいくとした。