トランプ米大統領(74)は26日(日本時間27日)、12月14日に行われる大統領選の選挙人投票で敗北した場合は、ホワイトハウスから去る考えを示した。

バイデン前副大統領の勝利宣言以来初めて質疑応答に応じ、記者から選挙人投票で負けた場合に去るかと聞かれると「もちろんそうする」と答えた。一方で、選挙で大規模な不正があったとし「敗北を認めるのは難しい」との主張を繰り返した。来年1月20日のバイデン氏の就任式に出席するかや、次回24年大統領選への出馬についての質問には「話したくない」とした。

トランプ氏は、ツイッターでも強気の投稿を続けている。バイデン氏の得票が史上初めて8000万票を超えたと報じられたことについても「バイデンが8000万票も取るわけがない。100%不正選挙だ」と投稿した。

米大統領選では、各州の選挙人が各州の選挙結果を踏まえて投票。過半数を獲得した候補の勝利が、年明けの連邦議会で確定される。