緊急事態宣言再発令下の先月、深夜に東京・銀座のクラブに行っていたことや、資金管理団体によるキャバクラへの政治資金支出が判明した公明党の遠山清彦衆院議員(51)は1日、国会内で会見し、一連の問題の責任を取り、議員辞職する考えを明らかにした。

「国民のみなさまの政治への信頼を深く傷つけた」と謝罪した。

遠山氏は辞職する決断をしたことについて「公明党は政治、政治家への信頼がいちばん大事と訴えてきた政党。私自身、『信無くば立たず』という言葉をまじえて質問したこともある。党や私自身の政治活動を振り返って、重い決断をして責任を取るべきだと考えた」と述べた。

今後については「何も決まっていない、信頼を失いその責任をとって辞める。民間人に戻って今回のことをしっかり反省してどういう人生を送るか、周囲と相談しながら考えていきたい」と話した。