尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(74)が、大阪府立高校の元女子生徒(21)が、生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう教諭らに繰り返し強要され不登校になった問題を受け、「いわゆるブラック校則 即刻廃止すべきだと思います」とした。

尾木氏は18日、ブログを更新。生徒の頭髪に対する黒染め指導を適法とした大阪地裁の判断に「唖然としました」とし、「生まれ付きの茶髪を主張する女生徒に対して,黒髪強要した学校は,多様性が増している現代では外国の茶髪の生徒の髪まで黒髪を強要する高校とある意味同じことではないでしょうか?髪は身体の一部 制服着用の校則とは比重が違います」と指摘した。

続けて「画一的な外見を強要する人権侵害、表現の自由、生徒の自治権への無意識的な侵害は即座に止めるべきだと思います!いわゆるブラック校則 即刻廃止すべきだと思います 学校の一斉主張 一方的な管理主義は反教育的でマイナスの教育効果しかありません!」と訴え、「情け無い判決ですーー 日本的法体系の中では合法だと『解釈』しても、日本も批准してる国際条約『子どもの権利条約』違反は明確ですが ぼやばやしてるとまた国連から5回目の是正勧告受けますよ!!」とした。