丸川珠代五輪担当相(50)が21日、閣議後の会見で、新型コロナウイルスの感染の勢いが止まらない状況下で五輪中止を選択肢に入れない理由について問われたが、明確な回答は出さなかった。

「おそらく『中止しなきゃいけないという』方と『やるための努力をしているんだ』という側とものの見方がまったく逆からなので同じ言葉で伝えてもなかなか伝わらない」と禅問答のように話した。最後は「もう少しみなさまに伝わる伝え方をよく考えていきたいと思います」と自分の伝達能力の向上を示すにとどまった。