気象庁は24日、台風8号について「27日ごろに北日本から東日本にかなり接近する見込み」などと発表した。今後の進路次第では東京を直撃する可能性もあり、五輪への影響が心配される。

台風8号は24日午後6時には、南鳥島近海を時速約15キロで北北東に進んだ。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。発達しながら北上し、その後は次第に西寄りに進路を変え、27日ごろには北日本から東日本にかなり接近して、上陸する恐れもある。同庁は「台風の発達の程度によっては大荒れや大しけとなり、大雨になる恐れもある」とした。大会側は台風接近に備え、ボート競技(東京都江東区)の日程を変更した。

台風6号は東シナ海を進み、沖縄など広範囲で暴風などが続いた。