菅首相、テレワークの意味、分かってますか?
25日夜、首相官邸で行われた菅義偉首相の記者会見で、首相が「テレワーク」と「オンライン会議」を混同して、記者の質問に答える場面があった。首相は、新型コロナウイルス感染急拡大防止に向けて各企業や経済団体にもテレワークを推進するよう自分で要請しているだけに、認識不足を露呈するお粗末な場となってしまった。
質問は、首相が休みを取らずに執務を続けていることに関連したもので、自身もテレワークで対応するつもりがあるか問われた。これに対し、首相は「テレワークは率先してやらなければだめだと思っている」と述べ、この日出席した政府の感染症対策本部会合をあげ「テレワークでやらせていただきました」と、柔和な表情で述べた。
ただこれは、テレワークというよりも、一部がオンライン形式で行われた会議だった。テレワークとオンライン会議がごっちゃになっていたようだ。
その後、質問者が変わり、首相ではなく新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が答える場面があった。尾身氏の発言が終わった後、首相は唐突に、テレワークについて質問した記者の名前に触れながら「テレワークとオンライン会議を混同してお答えしてしまった。おわび申し上げたい」と、その場で訂正し、おわび。別の質問の間に、事務方から指摘を受けたとみられる。
首相はこの日の会見冒頭発言でも「それぞれの職場で工夫を重ね、出勤者7割削減に向けて取り組みを進めてほしい」と、テレワークの必要性を強調したばかりだった。

