取次最大手の日販が21日発表した「週間ベストセラー」で、高市早苗氏の「美しく、強く、成長する国へ。」(ワック)と、河野太郎氏の「日本を前に進める」(PHP研究所)がランキング入りした。

今月6日に先行発売され、15日から全国の書店に並び始めた高市氏の著作は10位に初登場。8月26日に発売された河野氏の著書も先週の50位から大きく順位を上げ、14位になった。総裁選に合わせるように出版した両氏に対し、岸田文雄氏は昨年9月に発売した「岸田ビジョン」(講談社)、野田聖子氏は18年8月の「みらいを、つかめ」(CCCメディアハウス)が最新刊。在庫が少ないこともあり、日販によると「現時点では目立った動きはない」という。