自民党総裁選(29日投開票)に立候補している4候補者が25日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。防災、観光振興、農林水産について国民からの質問に答えた。

学校の授業でSDGs(持続可能な開発目標)について学んだという小学校1年生の男児(6)は「僕たちが大人になったら、本当に虫を食べなければいけないんですか」と質問。将来予想される食料危機の解決手段としても注目される「昆虫食」について聞かれ、それぞれ、こう答えた。

河野氏「そうならないように努力をしています。お肉すきかな。大豆からお肉が食べられるように、実験進めています」。

岸田氏「皆で努力すれば虫を食べなくて済む。水や自然を守っていかなければなりません」。

高市氏「今でも伝統的に虫が好きな方がいます。栄養もありますよ。工場の中で野菜や果物が育てる仕組み進めています」。

野田氏「おばちゃんは昔から虫を食べています。しょうゆと砂糖で煮るとおいしいです。肉や野菜を作る人が増えるよう願っています」。

質問者の目線に合わせた、それぞれの個性がにじみ出るアンサーだった。

【沢田直人】