一力遼九段(24)が井山裕太棋聖(名人・本因坊・王座・碁聖=32)からタイトルを奪取するのにあと1勝とした、囲碁の第46期棋聖戦7番勝負第5局が4日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれた。
3日からの2日制で行われた対局は、4日午後7時9分、黒番(先手)で10連覇を目指す井山が213手までで中押し勝ち。一力の手が中盤緩んで失着したのを逃さず押し切って2勝3敗とし、かど番をしのいだ。「自分なりに精いっぱい準備して臨みたい」と次局への抱負を語った。
対する一力は、「中盤以降ミスが多かった。修正して頑張りたい」と話した。
井山が連勝してタイに追いつき、最終局に望みをつなぐか。一力が勝って初の棋聖獲得なるか。第6局は来週10、11日、同所で打たれる。

