前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が8日、ツイッターを更新。自民党の安倍晋三元首相が奈良市内で参院選の応援演説をしていた際に男から襲われた事件を受け、「銃対応警護のシフトにはなっていない」と解説した。

舛添氏は「私も自分の選挙、仲間の選挙応援で全国を走り回ったが、有権者と接近しようとするために、警備の要請と矛盾する行動となる。しかし、銃のない日本ということで、SPもナイフなど刃物に対する防御が主となる」と説明。「奈良の現場の写真を見ても、銃対応警護のシフトにはなっていない」と、銃による凶行が起きることを想定していない状況だったと指摘した。

また舛添氏は今回の事件に「テロは民主主義の敵である」と憤った。