静岡選挙区(改選2)は、自民党公認の若林洋平氏の初当選と、現職で無所属の平山佐知子氏の2選が確実となった。昨年10月の補選で初当選した無所属の山崎真之輔氏は約8カ月で議席を失うこととなった。

同選挙区は全国45選挙区で唯一、無所属の現職2人に与党候補が割って入る希少な形での選挙戦だった。さらに、公示直前の6月には衆院静岡5区支部長の吉川赳衆院議員が18歳の女子学生に飲酒させたなどと“パパ活疑惑”が週刊誌に報じられて自民党を離党。説明責任も果たしていないままで、自民党候補者への影響も懸念されたが、御殿場市長を長年勤めてきた若林氏が争いを制した。

昨年の補選で山崎氏に約5万票差で敗れた若林氏はリベンジを果たした。

 

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