国政選挙に初めて挑んだ諸派の参政党が比例代表で1議席獲得を確実にし、国政政党となった。20年4月に「投票したい政党がないから自分たちでゼロからつくる」というキャッチフレーズで旗揚げした参政党は今回、全45選挙区に各1人、比例代表に5人、計50人を擁立。YouTubeを通じて拡散し、街頭演説会は保守系無党派層を中心に大盛況となっていた。

神谷宗幣(そうへい)事務局長(44)は「1議席確保は自信を持っていた。国政政党になると、国民との約束を果たさなければいけない責任が生じる。責任を持って取り組みたい」と話した。