1人区となった2016年以降、野党統一候補が連勝し、野党王国の新潟選挙区で、自民党新人の小林一大氏(49)が、4選を目指した立憲民主党の森裕子氏(66)を下した。

自民党は「最重点区」とし、岸田文雄首相、茂木敏充幹事長、高市早苗政調会長が2度ずつ新潟に入り、安倍晋三元首相、小渕優子組織運動本部長、小泉進次郎前環境相らも街頭応援に立つオールスターキャスト。質量で圧倒した。政権批判の急先鋒(せんぽう)として知られる森氏は、5月の県知事選の支援を巡って連合新潟との間に生まれた亀裂が響いた。