年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ「宗教2世」がトップ10入りした。

特定の信仰、信念を持つ親、家族の下で、その教団の教えの影響を受けて育った世代を指す。安倍晋三元首相の銃撃事件後に容疑者の背景から注目を集めるようになった。

受賞者は宗教2世1131人対し、取材調査した一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」。代表者の荻上チキ氏が登壇し「どのような家庭に生まれ育ったとしても、幸福にそれぞれの人生を歩めるような社会を作っていくためにこそ、この言葉を用いて議論を加速させていくことが必要だと思います」と話した。