日本維新の会の馬場伸幸代表は26日の記者会見で、自民、立憲民主党の参院幹事長が昨年7月の当選から1度も国会に登院していないNHK党のガーシー(東谷義和氏)参院議員に対して懲罰を科す方針で一致したことについて「きちっと国会のルールに基づいて、ガーシーさんの処遇について粛々と進めていく。それでいいと思う」と賛同した。

馬場氏はこの日の衆院代表質問でも結党以来の党是である国会議員の定数3割カットなど「身を切る改革」の実現を岸田文雄首相に訴えた。国会議員には歳費月額129万4000円、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)が月額100万円が支給され、昨年12月にはボーナスに相当する期末手当約188万円も支給された。馬場氏はガーシー氏について「我々とスタンスは違う、ということは明確になっている」と指摘した。【大上悟】