囲碁の史上最年少13歳11カ月のタイトル保持者、仲邑菫女流棋聖(13)が9日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた、第10期会津中央病院・女流立葵杯予選準決勝で星合志保三段(25)に黒番2目半勝ちし、予選決勝に進出した。6日に女流棋聖を獲得したばかり。タイトル保持者として最初の対局を白星で飾った。

仲邑はこのタイトル戦で前々期、本戦ベスト4まで進出したが、前期は予選初戦となる2回戦で中澤彩子五段(51)に敗れた。今期は予選1回戦で辻華二段(22)、2回戦で奥田あや四段(34)を下していた。