うどんチェーン「丸亀製麺」は23日、長崎・諫早店で販売したテークアウト用「シェイクうどん」の「ピリ辛担々サラダうどん」にカエルが混入する問題が発生したと発表した。

購入した客から5月21日にカエルの混入が伝えられたという。

丸亀製麺では、野菜加工工場で混入した可能性が高いと判断したとしている。生野菜を扱う取引先の全工場において立ち入り検査を実施し検品体制の強化をはかる。生野菜（サラダミックス）を使用する一部商品については5月23～25日の販売休止を決定した。

今後、保健所の指導に従い対応するとして、丸亀製麺広報担当は、文書で「弊社では、今回の事態を真摯（しんし）に受け止め、再発防止に努めてまいります」と回答した。

「シェイクうどん」は5月16日から新商品として販売された。ホームページ（HP）では19日に「3日間で20万食を突破」と報告しており、期待のテークアウト商品だった。具材の入ったプラスチックのカップ容器にふたをしてそのまま上下に振ってから食べる。HPでは両手でしっかりフタを持つイラスト解説なども掲載するなど大々的に広報していた。

25日まで販売休止をするのはサラダが具材として入っている「ピリ辛担々サラダうどん」「ごまだれサラダうどん」の2種。サラダの入っていない残り3種はそのまま販売する。