前兵庫県明石市長の泉房穂氏(59)が30日までにツイッターを更新。岸田文雄首相の長男で、首相官邸での忘年会開催を「週刊文春」に報じられた岸田翔太郎首相秘書官(32=政務担当)が6月1日付で辞職すると発表され、「こんなにも“軽い人事”でいいんだろうか」と思いをつづった。

泉氏は、翔太郎氏の事実上の更迭に「特に驚きはない」と言及した上で、「それよりも、後任を『前任者の岸田事務所の方』に戻すだけというのが残念だ」とし、「この際『子ども施策の最重点化を象徴するような方』を抜てきすれば、本気度を国民に伝えられるのに。総理が本当に本気なら・・・」と私見を述べた。

政務秘書官という役職について、「首相の近くにいて、首相の政務、すなわち政策の判断などを補佐する役割を担っており、総理官邸の中でも、とりわけ重要なポストの1つだと私は思っている」とし、「それがこんなにも“軽い人事”でいいんだろうか。適材って、探せばいると思うのだが・・・」とつぶやいた。

また、SNS上では祥太郎氏の辞職が6月1日付とされていることに、ボーナス支給を当て込んでのことではないか、などと臆測する声もある。泉氏も「『辞職そのもの』には特に驚きはないが、『辞職の日付』にはチョット驚いた。「5月末日付」ではなく『6月1日付』って意味がわからない」としつつ、「ネット上では“お金がらみ”では言われたりもしているが、まさか『ケジメをつける』と言いながら、そんな“セコい”ことはしないと思いたい」とつづった。