日大アメフト部員が大麻を所持した疑いがあるとして、警視庁薬物銃器対策課は3日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、東京都中野区の日大アメフト部の学生寮を家宅捜索した。
寮では大麻が発見されていた。覚醒剤成分を含む錠剤も見つかったという。東農大ボクシング部など大学の寮での大麻事件が相次いでいることについて、薬物や依存症に詳しい湘南医療大学薬学部教授の舩田正彦氏に聞いた。
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違法薬物は友人や知人から誘われて、断りにくくて始めてしまうケースが多い。例えば、大学の寮のような人間関係の濃い、密な状況というのは関係性を壊したくないために断りにくい状況が生まれやすい可能性が考えられます。
さらに、大麻くらい大したことはないよねという考えの人もいた場合、違法薬物に関わってしまう相乗効果が起きてしまいやすい環境です。
大麻には依存性があります。特に米国での調査では、10代から使用すると、その後に薬物依存症になるリスクが5~7倍に高まるという報告があります。
大麻はゲートウェードラッグと言われています。大麻を使用すると、もっと強いものを求めていく危険性もあります。今回も覚醒剤成分の入った錠剤も見つかったとの情報がありますが、大麻が手に入る環境というのは、他の違法薬物も手に入る環境でもあると言えます。

