2022年に「黒牢城」で直木賞を受賞した作家米澤穂信さんが、岐阜県在住の父親が釣りに出かけたまま連絡が途絶えていると、4日からX(ツイッター)で伝えている。6日未明に父親の乗っていた自家用車が発見されたことを岐阜南署から知らされたが、父親は見つかっていないという。
米澤さんは4日夜、「突然すみません。私事ですが、家族が釣りに行ったまま帰って来ません。警察には届けてあります」「おそらく小鮎(こあゆ)ではないかと思っているのですが、友釣りをやらないとも言い切れず、確認が取れていない状況です」「岐阜ナンバーです。離れて暮らしていたので、ひらがなまではわかりません」などとXに書き込んだ。
多くのフォロワーが目撃情報などを書き込んでいたが、6日午前0時58分、岐阜南署から父親の車が発見された連絡を受けたことを報告した。
米澤さんは自身について「小説を書いています。実のある話はしないことにしています」と記しており、家族に関することをコメントするのは異例ともいえる。5日午前7時4分には「眠るべき夜に眠れなかった。これでは移動も思うようにならない。弱さにうんざりする」と、前日から一睡もできなかなったことを告白し、昼過ぎの午後0時36分には「『帰ってきてるじゃねーか! どーすんだこっちは公開postまでしたんだぞ!』となりますように」と父親の無事を祈るようなコメントも残していた。
6日午前11時時点で米澤さんの父親はまだ見つかっていない。父親の行方について、岐阜南署は「岐阜、滋賀両県警が対応している」と話している。

