タレントのラサール石井は8日、X(旧ツイッター)を更新し、経費高騰などによる建設費の増額に批判が強まっている大阪・関西万博と、資金難から行ったクラウドファンディング(CF)に9億円超の寄付が寄せられた国立科学博物館(科博)の対照的な立場を比べながら言及した。

「たった半年の万博に2350億、1/3としても国から780億。昔からそして未来までずっとある国立科学博物館には、民間の善意でやっとこさ9億。この国は狂ってる」と、科博のCFに関する報道を引用して投稿した。

万博の建設費は、政府、大阪府と大阪市、経済界で3分の1ずつ負担することになっている。ただ当初は1250億円と見込まれていた建設費はどんどん膨らみ続け、最大2350億円と2倍近くに上振れする見通しが示されている。

一方、独立行政法人の科博は国からの運営費交付金が減少。登録標本・資料数が500万点が超え、自然&科学技術史に関する国立で唯一の総合科学博物館にもかかわらず、コロナ禍や物価高による資金難から、標本や資料の収集、保管活動継続に向けた資金集めが必要となり、CFを行った。8月7日から11月5日まで行われたCFに、年間予算の約4分の1に当たる約9・2億円の寄付が寄せられたことを、科博側が6日に会見で発表した。