衆院議員も務めた元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏は20日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演し、自民党派閥パーティーをめぐる政治資金問題で東京地検特捜部に強制捜査を受けた二階派所属の小泉龍司法相が、派閥への退会届を提出した対応を批判、「即刻辞任」を求めた。

岸田文雄首相は19日、小泉氏の続投方針を示したが、小泉氏は検察に対する指揮権を持つ立場で、公正性や中立性の観点から二階派議員の立場のまま法相として在職し続けることに批判の声も出ていた。

小泉氏の対応に、若狭氏は「私は即刻辞職するべきと思う。派閥を離脱しても、人間関係はずっと続いている」と、派閥離脱でも状況は変わらないとの認識を示した。その上で「公正かどうかということも大事だが、人から見て公正だなと思えるような外観を整えておかなければならないのが原則だ」と述べた。

「それまでの人間関係や派閥との関係があるから、というふうに見られてしまうと、検察庁に何らかの指揮権、捜査を止めさせるというような権限を行使するのではないかと見られてしまうこと自体、行政のトップとしては失格だ」とも指摘した。

小泉氏を続投させた岸田首相の判断についても「国のあり方、国の制度を岸田さんは分かっていない」と、厳しくただした。