兵庫県明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏は12日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、岸田文雄首相が11日午前(日本時間12日未明)、米連邦議会の上下両院合同会議で英語で演説した際「日本の国会では、こんなにすてきな拍手を受けることはまず、ありません」と発言したことに、強い疑問を示した。

泉氏は、首相の演説内容を報じたニュースを引用しながら「『日本の国会では、これほどすてきな拍手を受けることはまずない』と岸田首相がアメリカで断言したとのことだが、それは岸田首相が国民から拍手を受けるようなことを日本でしていないからであって、“笑いのネタ”にできるような話ではない。国民としては、とても笑えない話だ」と、投稿。首相が日本で拍手を受けないのは「自業自得」だからとの認識を示した。

首相の「すてきな拍手」発言に対してはSNSでも批判のコメントが相次いでおり、「すてきな拍手」は12日、インターネットのトレンドワードにもなった。