立憲民主党の蓮舫参院議員は6日、国会内で報道陣の取材に応じ、出馬を表明している20日告示の東京都知事選(7月7日投開票)をめぐり、3選出馬すれば戦うことになる現職の小池百合子知事(71)について言及した。
小池氏が3選出馬する場合、自民党が水面下で支援する見通しといわれることへの受け止めを問われ「水面下でも表でも、今自民党が行っている政治を私は評価できない」と指摘。政治資金規正法改正案をめぐる自民党の迷走を念頭に「問題を起こした政党が『なんちゃって法案』をつくるのが、自民党だと思っている。この政党から表でも裏でも支援を受ける方とは、戦いがいがあると思います」と語った。
幅白い支援を得るため、近く立民を離党する方針だが、そのタイミングは「党執行部と相談している」という。参院議員は「自動失職」して出馬すると述べ、告示直前まで議員を続ける方針を明かした。
国政の「政治とカネ」の問題を、都知事選でどう都民に訴えるのかと問われると「政治とカネはそもそも国政の話だが、国政の影響力はすごく大きい。政治が信頼されなくなれば、納税者やクリーンな政治家には残念なこと。ぜひ関心をもっていただきたい」と話した。
公約については、小池氏の動向を見極めて公表する方針だが、都が現在進める方針に反対論も根強い明治神宮外苑の再開発について、近く現場を視察して住民らの声を聞いた上で、公約に加える意向を示した。
また、5日に発表された女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」が1・20と過去最低を更新し、東京都では初めて1を割り込み0・99となったことについて受け止めを問われ「衝撃的な数字」とした上で「今の都政は少子化対策に力を入れているが、その効果が発現するのはもう少し後としても、これまでの延長線だけでは対応できない。次元の違う意味での違う視点での政策に、さらに力を入れないといけない」と述べた。
都知事選には広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)や元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、タレント清水国明(73)ら、すでに30人以上が立候補を表明している。

