政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。「石破さんは減税の考えは捨てた。今の消費税を堅持して参院選に臨む」と、石破茂首相が消費税減税には踏み込まずに参院選に臨むとの見方を示した。

今夏の参院選を控え、物価高対策としての消費税減税は大きな争点となる。田崎氏によると、自民党では参院で消費税減税を求める声が8割もあり、幹部は「どう転ぶか分からない」としている。そんななか、田崎氏は「立憲民主党の野田佳彦代表が消費税をゼロにすると言った後に自民がやると、支持層が離れ、選挙にマイナスというのが石破さんの判断」と解説した。

また、4月に自民党が独自で行った情勢調査についても披露した。「非改選議席を含めれば、自民は参院選で過半数維持が可能という結論が出た。大きいのは、ここで『消費税を下げる』と言うと、立民の真似と言われる。社会保障(子育て支援、年金、医療、介護など)を維持するため、消費税を堅持する」と語った。

消費税に関してほかの各党は、公明「負担軽減のため減税、つなぎ措置として給付」、立民「原則1年間の食料品消費税ゼロ」、維新「2年間食料品消費税ゼロ」、国民「時限的に消費税一律5%」などを掲げている。