第27回参議院選挙が3日、公示された。石破茂首相(自民党総裁)は神戸市「東遊園地」で第一声。物価高対策の1つとして公約に掲げる1人2万円、子どもと低所得者には4万円の給付金について「早く、給付金を届けたい。今年中には生活が苦しいという方々にお金が行き渡るようにします」と年内に給付金を届けたいと訴えた。

給付金については批判もあるが、生活に困っている世帯に重点を置いており「決してばらまきでも何でもない」と強調した。

野党の消費税の減税・廃止について「日本の医療、介護、年金は必ず残していかなければいけない」と強調し、「その財源を傷つけるようなことがあってはならない」と訴えた。

石破氏は非改選を含め自民、公明両党で過半数の議席獲得を勝敗ラインに設定。過半数を保つには、自民、公明両党で50議席以上を確保が必要で、選挙結果によっては政権の枠組みが変わる可能性もある。

石破氏は衆院で少数与党の国会運営を強いられた上に東京都議選で大敗し、参院選は背水の陣で臨む。「日本のために次の時代のために必要なことを誠心誠意、訴えていく」と第一声で危機感をにじませた。