東京都の小池百合子知事は11日の定例会見で、参院選(20日投開票)の情勢調査で苦戦も指摘される自民党の候補者応援で地方を訪れることを明かした。
小池氏は12日、福島選挙区(改選1)に立候補している自民党女性候補の応援に入る予定。同候補について、自民派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、政治資金収支報告書不記載が確認されていることを指摘された小池氏は「非常に活躍されてきた方であり、長年の友人。福島の復興ということについても大変熱意を持って進めてこられた欠かせない人材のおひとりと思っている」と述べた。「すぐれた女性議員が頑張っていただければという思いです」とも語った。
小池氏は、知事与党の一角として自身を支える自民党の候補者の応援を7日から始め、11日までに東京選挙区(今回は改選7)の2候補の応援に入っているほか、今後も地方選挙区での応援を予定している。
どういう経緯で応援先を決めるのか問われた小池氏は「20日の投票日までいろいろあるので、それらの流れも見ていきたい。政権与党の方にいろいろと都の要望なども伝え、これまでも連携を取ってきたということもある」とした上で「この国会における女性の比率もまだまだ他国と比べる、圧倒的に低い。その中で優れた女性を確保するというのは、これからも後押ししていきたい」と述べた。
小池氏は6月の東京都議選で、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の応援に奔走し、都民ファが自民から都議会第1党を奪還する原動力となった。都議選では、自民候補は一部の事務所激励にとどめていた。参院選では、大激戦の東京選挙区だけでなく、各社情勢調査で接戦や苦戦も伝えられる1人区でも根強い人気を持つ小池氏の応援に期待する声が、自民内で上がっていた。

