参院選で過半数割れとなる公算の自民党の森山裕幹事長と、国民民主党の榛葉賀津也幹事長が、テレビ東京系選挙特番「選挙サテライト」に同時出演した。
豊島晋作キャスターから去年の衆院選に続く2回連続の国政選挙の敗北で、自身の責任、進退について聞かれると、森山氏は「多くの国民の皆さんからご支持をいただいているわけでありますが、まだ開票が進んでおりますので、責任のあり方については、今、発言することはご遠慮したいと思います」と述べるにとどめた。
自民への逆風の理由については「社会保障と消費税の関係が、国民の皆さんに十分にご理解をいただけるところまで、我々が説明を尽くしえなかったということが、一つの原因ではないかなと思っております。また、物価対応につきましても、昨年の補正予算から対応してきてはいるわけでありますが、そういうことの説明も、やはり足りなかったのかな、と反省しています」と述べた。
ここで、「国民民主党の榛葉幹事長にもお話をうかがっていきたいと思います」と、スタジオ、森山氏、榛葉氏の3分割の画面に。国民民主党の躍進、自民党との連立や連携の可能性について聞かれた榛葉氏は「たぶん連立はないと思います。そもそも昨年の12月11日に、衆議院選挙の民意の結果を受けて、103万円の壁を178万円を目指してに引き上げる、ガソリンの暫定税率を廃止すると、3党の幹事長が約束をして、それで予算に我々は賛成をしたわけですが、はしごを外された格好になって、我々よりも国民の皆さんが大きな失望をされたんじゃないでしょうか」と明言。「交渉もないがしろにして、維新さんと手を結んだわけですから。3党幹事長会談、公党のナンバー2が約束した話ですから、それを実行できなかったこと、それを国民が判断したんじゃないですか」と、森山氏の前で自民党をバッサリ切り捨てた。
森山氏は淡々とした表情で、給付よりも減税を訴える党の支持が伸びたことを聞かれ説明。「消費税が、社会保障と地方の財源に使われておりますので、この財源は極めて大事。それに変わる恒久財源があれば話は別ですが、なかなかできない」と持論を再び主張。また、榛葉氏から指摘された3党合意については「我々も努力をしてきましたし、ガソリンの暫定税率は年末の税調でしっかり協議するということになっておりまして、そこの行き違いがあるのかなと思っています。すぐ実施ができると約束したわけではありませんし、交わした文書の中にも明記してあります」と述べた。
一方、榛葉氏は、自公、立憲民主党など、どこと組むかを聞かれると「我々は誰と組むかよりも、何を実現するかです」とあらためて強調した。

