元衆院議員で宮崎県知事も務めた東国原英夫氏(67)が25日までに自身のYouTubeを更新。20日投開票の参院選で東京選挙区(改選7)に、政治団体「再生の道」(石丸伸二代表)から立候補し、落選した吉田綾氏(40)について言及した。
今回、吉田氏は約13万票を獲得するも落選。東国原氏は「僕は吉田綾さんは最低40万票は取るだろうということを言ってました」と前置きした上で、選挙期間中「吉田綾さん、何回街頭演説見に行ったかな? 東京選挙区ですね。その時に、ちょっと勢いがないなと言ってたんですけど。あの街頭演説を見れば、40万票はちょっと無理だなと正直思いました」と説明した。
そして「立候補者の質としては、僕は申し分ないと思いました。ただ、非常に優秀なんでしょうけども、優秀な人間が演説で、人の胸を打てるか、政治家として人の心に入っていけるか、魂を揺さぶられるか。ということは、またこれ別なんですよね。本当に残念でした」と語った。
そして「再生の道」が掲げた「教育を最優先」というテーマにも言及。「国政を目指す人間が、政策がワンイシューなんですね。『再生の道』は教育改革。『教育への投資』。教育1本で行く。これ重要なんです。重要なんですが、国政政党になった時に『あなたたちが当選したら教育だけしかやらないの?』っていう指摘も出てくる」と説明した。
吉田氏の街頭演説の変化を敏感に感じ取っていた。「僕、後半ね。吉田綾さんの街頭演説で『再生の道は教育を中心に訴えてますけども、もちろん外交、防衛、金融政策、景気経済政策、社会保障もやるのはあたり前ですから』とおっしゃっていた」と指摘。「つまり吉田綾さんは東京都内を回りながら、『教育1本でいくのは弱いな』というのを肌感覚で、街頭演説、あるいは有権者と触れ合う中で、そう感じてたんじゃないかな? あるいは、そういうご指摘がご意見がいっぱいあったんじゃないかな」と推察した。
そして「他のことやらないの?、みたいな。外国人対策どうするの?とか。絶対聞かれますから。その時の答えを用意しておいたと僕は思うんですが、それも含めて訴えていかなきゃいけないなという判断のもとに、選挙中の後半に物価高の問題とかも吉田綾さんは触れるようになってました」と語った。
投開票があった20日の都内の会見で吉田氏は「再生の道から出てよかったと思っています」とした上で「非常に悔しいですし、心の整理もついてないんですが、引き続き『再生の道』と石丸伸二とともに政治をもっとよくしていきたいという気持ちに変わりはありません」と宣言した。

