テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは1日夜の放送で、石破茂首相(自民党総裁)の進退を左右する総裁選前倒しの是非をめぐり、党側が、前倒しを求める議員に記名、押印した書面提出を求めていることについて、コメントした。

党総裁選選挙管理委員会は、この書面を、指定期日に議員本人が党本部に直接持参するよう求める方針を示しており、前倒しを求める場合は、事実上「さらし者」のような形となる。番組では、こうした手法や、政務三役が前倒しを求める場合は辞職すべきとの声があることに「上から目線すぎる」などと反発が強まっているとした上で、前倒しを求める議員側と執行部の水面下の攻防について、永田町からの中継をまじえながら最新情報を報じた。

NHK政治部記者出身の大越氏は、「(石破首相の自民党総裁の)任期満了を待たずに総裁選の前倒しを求めるというのは、石破総理の続投にNOを突きつけるということと、ほぼ同じ」と指摘。その上で「1人1人に、記名によって書面提出を求める執行部のやり方というものに反発する向きもあるということなんですけれど、私は、日本のトップの進退に直結する話なので、記名して意思表示をするのはあるべき姿の1つだと思いますし、逆に石破総理の続投を支持する議員の名前も、明らかになります」と述べ、執行部側の手法に一定の理解を示した。

「書面の提出(の場)は来週早々にも設けられる見通しで、結果によっては政局は大きく流動化する可能性があります」とも伝えた。2日に公表される参院選の総括が両院議員総会で了承されれば、来週8日にも前倒しをめぐる意思確認の場が設けられる予定。