藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋聖・棋王・王将=23)が永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受ける、将棋の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦7番勝負第6局が9日午前9時からの2日制で東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は藤井、後手は永瀬。
午前8時40分、永瀬が先に入室した。藤井は午前8時48分に入室し、関係者に一礼して着座した。デジタル時計、扇子、ハンカチ、汗ふきシートの4点セットを所定の場所に置いた。
対局開始が立会人の青野照市九段から告げられると、藤井はいつものようにお茶を口に含む「初手お茶」。ハンカチで丁寧に両手をふいてから飛車先の歩を突いた。後手の永瀬も同じく飛車先の歩を突いてスタートした。
シリーズは6連覇を目指す藤井が3連勝した後、永瀬が連勝している。今年から対局を始めたこちらの将棋会館で8大タイトル戦が開催されるのは初めてだ。また、藤井は今年2月の叡王戦本戦トーナメント準々決勝、戸辺誠七段戦以来の千駄ケ谷での公式戦となる。
持ち時間は各8時間。両日とも午後0時30分から1時30分までは昼食休憩。初日午後6時の段階で手番の側の棋士が指し手を封じ、2日目の午前9時に再開となる。

