小田急箱根はこのほど、箱根登山鉄道を象徴するレトロ車両の100形車両(モハ1形、モハ2形)が2028年1月で引退すると発表した。経年により、修繕や部品の調達が困難になったためで、今後は代替車両の製造を計画する。
モハ1形は1919年(大8)に箱根湯本~強羅間の開業当初に誕生し、50年に木造車体から鋼体化した際に現在の車両へと変更された。2両固定編成化や客室インテリアの更新など、時代に合わせて改造を重ねた。その一方で、ペンキ塗りの木製内装や昔ながらの荷棚、下から大きく開く窓など、昭和レトロの名残がある仕様を伝えながら今も走っている。小田急によると、国内では定期運行する普通鉄道最古の車両だという。
モハ2形は27年に製造され、56年に車体を更新している。

