参政党の神谷宗幣代表は8日に国会内で開いた党の記者会見で、高市早苗氏が選出された自民党総裁選について言及した。

当初は小泉進次郎農相の勝利を有力視する見方が多かったことを念頭に、「大方の期待、予想をひっくり返す形で高市さんが総裁になられた」とした上で、「有力だった小泉さんとは、参政党はかなり政策が違う。小泉さんが新総裁、総理になられるようなことになれば、相当、政策でぶつかるなと思っていた」と明かした。

「幸い、高市さんは保守的な考えをお持ちで、参政党と政策が近い部分がある。積極財政とか外国人の受け入れの制限、選択的夫婦別姓をやらないとか、そういったことは、わが党と一致する部分も多いかなと思っている」と、高市氏の掲げる政策と重なる面も少なくないことに言及した。

一方で、エネルギー政策や少子化対策、憲法改正、ワクチン政策などでは主張内容に違いがあることや、減税政策をめぐっては「消費税減税ではなく、給付付きの税額控除という発言があった。そこは争点にあると思う」とした上で、「政策の半分くらいは反対することになるのかなと思いながら、これからどういう発信をされていくかよく見ていきたい」と述べた。

神谷氏はこの会見を中座して国会内の控室に移動し、高市氏ら自民党新執行部の就任あいさつ回りを受けた。会談後、報道陣の取材に「政策が近いものに関しては協力はできると思いますし、国益にかなうようなものに関しては賛成しますが、それ以外のことは野党としてしっかり判断していくので、そこは是々非々で」と、高市氏に伝えたことを明かしていた。