東京・銀座の百貨店「松屋銀座」は17日、開店100周年記念「松縁祭」の内覧会を都内で行った。1925年(大14)の開店以来、今年5月1日で100周年を迎え、記念イベントを開催した。今回はその後半戦として、さまざまなイベントを行う。

その目玉は、お化け屋敷だ。「閉店後のお化け屋敷ミッション」と題し、10月31日と11月1日限定で松屋流のハロウィーンを演出。小学生以上が対象で、普段は入ることができない閉店後の百貨店の空間に販売員ら60人以上が参加して、お化け屋敷へと変身する。

かつてデパートといえば屋上に遊園地があった。「子どもたちの楽しい遊び場の原点に回帰すると同時に、長く未来につなげられるようにとの思いを伝えたい」との願いから企画された。

松屋銀座の古屋毅彦社長は「100周年を機に、今まで百貨店であまりやってこなかったことにチャレンジしていきたい」と話した。全国各地では百貨店の閉店が相次いでいる。「未来に希望の灯をともす、幸せになれる場を目指したい。銀座の街を一緒につくってきた百貨店らしく生き残って、盛り上げていきたい」と、新たな100年に目を向けていた。