前大阪市長で前大阪府知事の松井一郎氏(61)が21日、ABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分)に出演。自民党の松川るい参院議員と一触即発のトークを繰り広げた。
この日、自民党総裁の高市早苗氏が首相指名選挙の1回目の投票で過半数を獲得。首相に選出され、木原稔官房長官から新閣僚が発表された。
松川氏は「憲政史上初めての女性総理の誕生で、歓迎ムードです。首班を確実にするために、さまざまな努力をされてきたと思うので、女性初の総理の誕生がうれしいですし、新しい時代が始まるなという感じが強くしています」と喜んだ。
自民党は大阪で大阪維新の会に苦汁を飲まされてきたが、その維新のおかげで高市首相が誕生する形になった。
自民党大阪府連の会長代行を務めている松川氏は「複雑なところはもちろんある」としながら、「自民党が政権運営をしていく中で、あり得る選択肢。本来進めるべきであった政策が、この連立をきっかけに進んで日本のためになるのであれば、それは評価すべきこと」と合意文書の内容に触れながら前向きにとらえた。
そんな松川氏に、松井氏は「府連の中にいろんなメンバーがいらっしゃるから、ここでインタビューでスパッスパッとモノを決めるようなことを言えない。すごく配慮されて発言されてた」。自民と維新の連立で微妙な立場に立たされている大阪府連について、「大阪府連の皆さんが心配しているというような記事が出てるけど、心配しなくても切磋琢磨(せっさたくま)して、しのぎを削り合いながら選挙すればいい。心配いらんと思いますよ」とエールを送ったが、松川氏は「心配心配って言うと、何か我々があれですけど、別にスピリットはハイなのでご心配なく」と笑顔で打ち返した。
さらに、松井氏は「もう早く代行は取って、会長になられた方がいいんじゃないの? 代行だからリーダーシップが難しいところもある。早く会長になって、大阪府連の明確な方針を立てて維新と戦ってもらいたい」と提案。
続けて「松川さんに対していろんなバッシングもあったけど、それももうね、横に置いてと言うたらおかしいけど、それを乗り越えて、会長として大ナタ振るってもらいたい」と“含み”を持たせて応援した。
これに、松川氏は「ありがとうございます。松井さんに顧問として入ってもらったら強くなるかもしれないですね」と自虐ぎみに応酬。松井氏が「大阪府連は今、その発言が大激震になってますよ」と反応し、スタジオが笑いに包まれると、「冗談ですよ。そんなん」と口を結んだ。
松川氏のインタビュー終了後、スタジオの石戸諭氏が「松川さんのバッシングって何だったっけな?」とすっとぼけると、松井氏は「分かってるでしょ」とツッコミ。石戸氏は「そういう懐まで松井さんが突くから」とイジっていた。

