立憲民主党の小沢一郎衆院議員が12日までにX(旧ツイッター)を更新。外交や政治をめぐり「本当の意味での『存立危機事態』になり、結果、国民に多大な犠牲を強いる」と批判し「だからこそ外交は、政治は、常に冷静であるべき」と訴えた。
ポストは11日午後6時過ぎに投稿。「存立危機事態」をめぐっては、高市早苗首相が7日の衆院予算委で、台湾有事をめぐり「日本の存立危機事態になりえる」と発言。歴代政権の見解を踏み越え、日本が集団的自衛権を行使できる事態になり得るとの認識を明確にした。この発言に、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」とXに投稿。木原稔官房長官は10日「その趣旨は明確ではないものの、中国の在外公館の長の言動として、極めて不適切と言わざるを得ません」とし、強く抗議。一方、10日の中国外務省の会見で報道官は、当該投稿への論評を避けつつ、「強烈な不満と断固反対」を示し、擁護したとも取れる発言をしたと報じられている。高市氏は10日、11日の衆院予算委でも「存立危機事態」発言の撤回は否定している。
小沢氏は11日、Xで「政治家が、やたら対外的な危機を煽って火を付け、多くの人々が感情的に反応、火種はどんどん拡大、気が付けば消せないくらい燃え上がって本当の意味での『存立危機事態』になり、結果、国民に多大な犠牲を強いる。そういう事例は歴史上あまたある。だからこそ外交は、政治は、常に冷静であるべき」とポストした。

