片山さつき財務相は30日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に生出演。高い支持率から、高市早苗首相が年末年始の超早期解散に打って出るのではないかという臆測があることについて、否定的な見解を示した。

FNNの世論調査で、直近の高市内閣の支持率が75%にのぼることから、「野党などから解散への誘惑に駆られているのではないか、という意見もある。高市さん本人は、政策をまず実現してからとおっしゃっているが、補正予算は(規模が)大型で、これを成立させたら早期の解散、年内あるいは年明けにあるんじゃないかという見方がある」と、番組キャスターを務める同局の松山俊行解説委員長に問われた片山氏は、「私はそう言う風は全然感じていない」と、否定的な認識を示した。

「まず、仕事で成果を出すことだよね、というのが総理と私との間の会話。まず補正予算がございますし、もう始まっている税制の議論、(令和)8年度本予算の議論と、まとめないといけないことが、(これまで)止まっていましたから、山のようにきている。『仕事師内閣』としては、そっちが優先ではないかと思っています。今のところは」と述べた。

「補正予算(成立)だけで、区切りということは当面なさそうですか」との問いには、「政治は生き物だから、そこまでは。それは内閣総理大臣の専権事項だから分からない」とかわしつつ、「今は懸案が山のようにあって、国民のみなさまがやってほしいことのいちばん最初が、選挙ではないでしょうからね」と強調した。

「物価高やいろんな生活苦で困難を抱えている方もいるし、経済的、戦略的な不安も、国民、企業、事業主にみんなあるでしょうから、そこに応えていくことが先かなと思っている」と、財務相の立場としても訴えた。