将棋界の新旧レジェンド棋士、藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)と羽生善治九段(55)が、29日放送のNHK-Eテレ「ETV特集 藤井聡太と羽生善治 対談 一手先の世界へ」(土曜午後11時)に出演した。

将棋とAIとの関わりについて、2016年(平28)10月にデビューする半年ほど前からAIを使い始めた藤井は、「AIの実力が非常に高くなって。一方で、AIは個々の局面における良い手は教えてくれるんですけど、より一般化した形で提供してくれるわけではないので、AIの示す情報は活用しつつ、それをいかに解釈して自分の考え方に取り入れていくかが難しいプロセス。今までと変わらず人ならではの考え方、感覚というのが有用になることも多くあるんじゃないかなと思います」と、個々の局面について語った。

また、「AIを活用しながら知識を整理して体系化していくことで、自分自身の感覚としては序盤からある程度、構想というか道筋を立てて、考えて、読み筋を組み立てていくことができるようになったかなと感じています」と将棋の対局との関係も披露した。