東京都の小池百合子知事は12日の定例会見で、自身にとっての「今年の漢字」を問われ「変」を挙げた。 持参した筆ペンで紙に揮毫(きごう)し、「清水寺のようにはうまく書けないですが、これ」と、「変」の文字を披露した。

「変」を選んだ理由を「ポジティブとネガティブ両方です」と述べ、ネガティブな観点から「気候変動は想定を超える以上の変化を見せている。激変というところであります」と指摘。一方で「初めて、高市さんが(女性初の)総理に就任されたのも、大きな変化。プラスの意味で」と、高市早苗首相の誕生を挙げた。 「産業の変化もめまぐるしいものがあり、チャットGPTなんてこの1年だけでもものすごく変化している。また国際政治の変化も、ハラハラドキドキするくらいの激変。非常に心配な部分もある」とも指摘した。

東京都の話題としては「出生数が、1~6月期の上半期に10年ぶりにプラスに転じたという変化があった」と述べ、肝いりのさまざまな子ども政策を打ち続ける中で、東京の出生数が増加に転じた明るい話題を紹介した。

小池氏は2025年を「本当に、プラスとマイナス両方ですが、大変変化が激しかった1年ではないか」と述べ、「来年も、いい変化が訪れるようにしていきたい」と語った。

記者会見中に発表された、日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」に「熊」が選ばれたことについては、「『熊』ですか。字画が多いですね」などと、評した。