木原稔官房長官は7日の記者会見で、自らの会見とみられる映像を悪用し、投資を促す内容のニセ動画の存在が確認されたことについて「私の記者会見は政府としての公式発表の場。そういう映像をもとにこのようなニセ動画がつくられ、誤った情報が拡散してしまうことは国民に混乱や誤解を与えかねず、看過できるものではない」と怒りをにじませながら、厳しく指摘した

当該動画は、存在しないプロジェクトへの投資を促す内容で6日に確認された。木原長官は、ニセ動画を確認した後、「速やかに当該動画が掲載されたプラットフォーム会社に削除を要請した」とし、首相官邸や警察庁の公式X(旧ツイッター)で注意喚起を行ったとして、「すでに動画は削除され、アカウント停止で閲覧できない状況になっている」と報告。被害の報告も受けていないとした。

その上で、今後も同様の事案が確認された場合は「迅速、機動的に対応していきたい」と述べ、「そもそも、『必ずもうかる』という話は詐欺です。くれぐれもご注意いただきたい。少しでも怪しいと感じたら、関係機関にご相談いただきたい」と、あらためて呼び掛けた。