TBSスペシャルコメンテーターでジャーナリストの星浩氏が19日放送されたTBS系「news23」に出演。高市早苗首相が衆議院解散を表明した同日の会見で、消費税減税について話した言葉に対し、「永田町用語」などと解説した。

高市氏は同会見で「飲食料品については、2年間に限り、消費税の対象としないこと。これは昨年10月20日に私が署名した自民党と日本維新の会の連立政権合意書に書いた政策でもあり、私自身の悲願でもありました。今後設置される国民会議において、財源やスケジュールの在り方など、実現に向けた検討を加速します」などと述べた。

メインキャスター小川彩佳から「(高市氏が)最近は慎重な姿勢を示してきた消費税(に関する発言)、なぜ急に(会見で)出てきたのでしょうか?」と聞かれると、星氏は「これはですね、実際は私、旧立憲の安住幹事長の仕掛けだと見ているんですね。つまり安住さんが公明党と組んで、中道として“恒久的に食料品の消費税ゼロ”というのを打ち出したものですから。高市さん、先週の金曜日あたりから少し慌てましてですね、“何かそれに対抗する策を打たなくちゃいけない”ということで、いろんな人から話を聞いて結局、ただ自民党と維新の縛りの枠、合意の枠がありますから、その範囲で“検討を加速する”ということで、まあ半歩というか0.1歩ぐらい踏み出したということですね」などと分析した。

小川が「急ごしらえの言葉、という感もありますけど。(2年間限定で食料品を消費税の対象としないことは)実際どのくらい実現させようという意思がおありなんでしょう?」と聞くと、星氏は「これはですね、これからの選挙戦での論戦にもかかわってくると思いますけども、少なくともこの4月からの来年度予算案には“消費税をゼロにする”という項目が入ってませんし、消費税はまるまる入ってくることを想定した予算ですので、来年度は無理ですよね。ですから早くても再来年度からですけど、“永田町用語”では“検討を加速する”というのは実はもうニュートラルで“やるかやれるかわかんない”というのが本音だと思いますね」などと解説した。