元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子氏が9日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。衆院選が自民党の歴史的大勝に終わり、“高市1強”となることの懸念点を語った。

公示前議席198だった自民党は、単独で3分の2を超える315を獲得して圧勝。一方で立憲民主党と公明党による新党中道改革連合は、公示前167から49に減らし惨敗となった。

岩田氏は、今回の大勝が自民党内に与える影響について「高市さん1強になる可能性は高いんじゃないかなと思う。今まで落選していた人が、高市さんの人気、発信力で受かってきた人がたくさんいますので。そういう人たちは高市さんの意向に従う傾向が強いと思う」と推察した。

これに同局松山俊行解説委員長が「自民党結党以来最多議席の獲得ということで、官邸の力、高市総理の力がかなり影響力を及ぼしてくる。党が逆になかなか力を発揮できないという状況になる可能性がある」と続けると、岩田氏も「そこがちょっと懸念で」と同意。「官邸がこれだけ強くなってしまうと、官房長官、副長官、その他秘書官、いわゆる官邸スタッフですね。これが相当経験値が高い、以前官邸で仕事をしたことがあるとか、こういう人たちをもう少しプラスしていかないと、もらった力が大きすぎてさばくのに苦労していきますから」と指摘した。

また「スタッフレベルで構いませんので、そこを強化したり。あるいは党と定期的に話をする会議体みたいなものを作った方がやりやすくなると思う」と私見を述べた。