佐賀・武雄市の前市長で実業家の樋渡啓祐氏が2月15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。衆院選で中道改革連合の共同選挙対策委員長を務めた馬淵澄夫前衆院議員(65)の比例名簿順位に対し、厳しい言葉で批判した。
馬淵氏は当選8回で立憲民主党の代表代行などを務めた重鎮。今回の衆院選奈良1区では落選したが、比例近畿ブロックの名簿では単独6位で掲載され、選挙区との重複立候補者の中では最上位となっていた。当選は比例単独の5候補にとどまり復活できなかったが、愛知10区で敗れた同党の藤原規真前衆院議員(47)からは「職権濫用恥を知れ」「選挙対策の責任者の任にありながら私利私欲にまみれた自己優遇。政治家の風上にも置けない愚劣極まる蛮行だ」と内部批判を受けるなどして、物議をかもしていた。
樋渡氏は、この比例順位について、馬淵氏が「私にもわからない。(野田佳彦、斉藤鉄夫の)両共同代表の判断」と答えたことを伝える記事を引用。「立憲らしい物言い。だったら事前に辞退しろ」と痛烈な言葉で苦言を呈した。
樋渡氏は東大卒で元総務相課長補佐。06年に当時最年少の36歳で武雄市長選に初当選した。任期中は、市立図書館の運営をTSUTAYAの経営会社に委託し「蔦屋書店とスターバックスコーヒーが入る図書館」としたことでも話題に。ドラマ「佐賀のがばいばあいちゃん」のロケ誘致に尽力したことでも知られる。関西学院大学客員教授や、複数の行政関連団体の幹部も務めている。

