東武鉄道(本社・東京都墨田区、都筑豊社長)、東武トップツアーズ(同、百木田康二社長)、にしがき(本社・京都府京丹後市、西垣俊平社長)は11日、埼玉県白岡市の東武動物公園隣接地にグランピングリゾート「グランフィルリゾーツ東武-GRANPHIL RESORTS TOBU-」を開業させる。約2万1350平方メートルの敷地は、埼玉県最大級。ドームテントタイプ宿泊施設の「アドベンチャー・ドーム」8棟と、コテージ型の「シンフォニー・ヴィラ」7棟がある。ドームではプライベートサウナを完備。ヴィラでは愛犬と宿泊が可能で、いずれも専用のバーベキュー設備を併設している。
ファミリー層やグループを主要ターゲットとしており、宿泊料金は1室4人利用の素泊まりでアドベンチャー・ドームが1人1万7400円から、シンフォニー・ヴィラが同2万1800円から。
敷地がある埼玉県の東部地区は宿泊施設が少なく、遊園地と動物園を併設する東武動物公園は日帰りとなることが多い。加えて遊休地を活用するために3年ほど前から宿泊施設構想があり、昨年着工した。
3社は昨年8月、栃木県日光市で愛犬と宿泊できるプライベートヴィラを開業させている。今回はこちらの広大な敷地を生かすため、「グラマラス」と「キャンピング」と掛け合わせた、高級で魅力的なキャンプの雰囲気を演出する「グランピング」に注目した。秩父市、飯能市など同じ埼玉県でも西部地区ではすでに他社が開業させているが、東部地区ではないという。
ここでは、隣接する東武動物公園の魅力も生かす。閉園後、電動カートに乗って夜の園内で飼育係の音声ガイドを聞きながら動物を観察する「アドベンチャー・ナイト」をオプショナル・ツアーにする。今後はプールや花火、イルミネーションなど、同園のイベントとの活用も検討するとしている。
また、この沿線には東京・浅草、栃木・日光といった観光地もある。これらを絡めて鉄道を使った長期滞在型ツアーを造成することで、沿線や地域の魅力向上も図る。

